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【2025年最新版】Stable Diffusionを完全アンインストールする方法|エラー対策もバッチリ

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  • PCの容量がパンパン。完全に削除して軽くしたい
  • フォルダがバラバラに散らかってて、全部消せてるか不安…
  • 再インストール時にエラーが出ないよう、きれいに消しておきたい!

Stable Diffusion はローカルにインストールすると、さまざまなフォルダにデータが保存されるため、単純なアンインストールだけでは不完全になりがちです。

この記事では、Windows・Mac それぞれの環境で「Stable Diffusion」を完全に削除する方法をわかりやすく解説します!

1. アンインストール前に確認すべきこと

Stable Diffusionは、単体で動くアプリではありません。


多くの場合、Python環境とWeb UI(AUTOMATIC1111など)をセットで使う構成になっており、以下のような複数の構成要素が絡んでいます。

  • Python本体
  • 仮想環境(venv, virtualenv, conda など)
  • Web UIのスクリプト(webui-user.bat など)
  • モデルデータ(.ckpt, .safetensors
  • キャッシュや一時ファイル

そのため、ただStable Diffusionのフォルダを削除しただけでは、「完全なアンインストール」とは言えません

削除前にチェックすべきポイント

以下のチェックリストを確認することで、「うっかり必要なデータまで消してしまう…」といったミスを防げます。

使用バージョンを確認しよう

Stable Diffusionには複数のUIがあります。
インストールフォルダや削除対象も変わるため、使用していたUIを把握しておきましょう。

  • AUTOMATIC1111(最もポピュラー)
  • InvokeAI(Web UIとCLI併用型)
  • ComfyUI(ノード型の高度なUI)

特定のUIを複数同時に使っている方もいるので、それぞれに対応するフォルダを個別にチェック!

Pythonは他でも使ってる?

Stable Diffusionを使うためにインストールしたPythonですが、他のプログラミング用途やツール(例えばJupyter NotebookやSeleniumなど)でも利用している場合、うっかり削除すると他の環境に影響が出ることがあります。

  • もしStable Diffusion専用にPythonを入れていたなら → 削除OK
  • 他でも使っているなら → 削除せず、そのまま残す方が安心

「何のためにPythonを入れたか覚えてない…」という場合は、無理に削除しないのが無難です!

モデルデータは必要?

Stable Diffusionでは以下のようなモデルファイルが使用されます。

  • .ckpt(checkpoint形式)
  • .safetensors(安全性が高い形式)

モデルファイルの種類(.ckpt / .safetensors)や、どれを残すべきか迷った方は、【Stable Diffusion チェックポイント完全ガイド】もあわせて参考にしてみてください!

2. Windowsでの「Stable Diffusion」アンインストール方法

Windowsでは、フォルダの手動削除+関連ファイルの整理をセットで行うことで、環境をすっきりクリーンに保つことができます。

手順1:フォルダを削除

Stable Diffusionを最初にインストールしたフォルダ(例:C:\stable-diffusion-webui)を見つけて、手動で削除します。

よくあるインストール場所:

C:\stable-diffusion-webui  
D:\AI\stable-diffusion

削除手順

  1. エクスプローラーで該当フォルダを探す
  2. 右クリック → 削除
  3. ごみ箱に移動した場合 → ごみ箱を空にする

起動用のバッチファイル(webui-user.batなど)や設定ファイルも、このフォルダ内に入っています。

手順2:Pythonと関連ライブラリの削除(必要な場合)

Stable Diffusion専用にPythonを導入した場合は、以下の3ステップで完全削除できます。

① Pythonのアンインストール

  1. 「スタートメニュー」 → 「設定」 → 「アプリ」
  2. 「Python」と検索
  3. 出てきたバージョン(例:Python 3.10)をクリック → アンインストール

② 環境変数のチェック

Pythonを削除しても、環境変数にパスが残っていると、後からエラーが出ることがあります。

  1. 「スタート」→「環境変数」と検索
  2. 「環境変数の編集(システム環境変数)」を開く
  3. Path の中に Python 関連のパスがあれば削除

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Python\Python310

③ 関連フォルダの削除

以下のPython関連フォルダをエクスプローラーで確認し、不要であれば削除します。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Python  
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Python

他のPythonアプリや開発環境を使っている場合は、削除前にバックアップを取るか、スキップしてください。

補足:仮想環境も削除したい場合

Stable Diffusionで仮想環境を作成していた方は、以下のようなフォルダが一緒に存在する場合があります。

  • venv
  • .venv
  • env

これらも削除することで、ローカル環境が一段とクリーンになります。

3. Macでの「Stable Diffusion」アンインストール方法

MacでStable Diffusionを使っていた場合も、いくつかのステップで安全に完全削除できます。

手順1:フォルダの削除

多くのケースでは、~/stable-diffusion-webui に本体がインストールされています。
以下のコマンドをターミナルで実行しましょう。

rm -rf ~/stable-diffusion-webui
rm -rf ~/.cache/huggingface
  • ~ はホームディレクトリ(例:/Users/あなたの名前/)を意味します。
  • .cache/huggingface にはダウンロード済みのモデルデータがあるため、不要な場合は一緒に削除。

「念のため残しておきたい…」という場合は、削除前に外付けHDDやクラウドへバックアップしておくと安心です。

手順2:Pythonと仮想環境を削除(必要な場合)

Macでは、Pythonや仮想環境をHomebrewpyenvで管理しているケースが多いです。

以下のコマンドを使って削除できます。

brew uninstall python
rm -rf ~/.pyenv
rm -rf ~/.virtualenvs
  • brew uninstall:Homebrewで入れたPythonを削除
  • ~/.pyenvpyenvで管理されていたバージョン管理の環境
  • ~/.virtualenvs:仮想環境のまとめ置き場所

Pythonを他のアプリでも使っている場合は削除しないよう注意!自信がない場合はそのまま残してOKです。

4. 不要ファイルを完全削除する方法(共通)

Stable Diffusionをアンインストールしても、一時ファイル・キャッシュ・構成データなどがPC内に残ってしまうことがあります。


以下の方法で、それらもまとめてクリーンアップしましょう。

Windowsの場合

エクスプローラーから、以下のフォルダを直接開いて削除。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp

特に、以下のフォルダがある場合は手動で削除するのが効果的です。

  • torch(PyTorchのキャッシュ)
  • pip(Pythonパッケージ管理のキャッシュ)
  • huggingface(モデルの一時ファイルなど)

再起動後に削除すると、より安全に行える場合があります。

Macの場合

Macでは以下のコマンドを使って、キャッシュや不要ファイルを一気に整理できます。

rm -rf ~/Library/Caches
brew cleanup
  • ~/Library/Caches:すべてのアプリのキャッシュがある場所。
  • brew cleanup:不要になったHomebrewパッケージや一時ファイルを自動削除。

特定のアプリのキャッシュだけを消したい場合は、~/Library/Caches 内を個別に確認してもOKです。

5. 公式サイトで追加サポートをチェック

より専門的な情報や最新アップデートについては、以下の公式リソースをチェックするのがおすすめです。

困ったときは、これらのリンクをブックマークしておくと安心!

まとめ:「Stable Diffusion」をエラーなく完全削除するには?

ここまでのポイントを振り返ると、次の4ステップで「安全かつ完全に」アンインストールできます。

クリーンインストール後、生成速度や動作を最適化したい場合は、【Stable Diffusion 高速化の設定10選】も要チェックです。初心者でもできる設定ばかりなので安心です!

完全削除のチェックリスト

  • Stable Diffusion の本体フォルダを削除(~/stable-diffusion-webuiC:\stable-diffusion-webui
  • Python本体や仮想環境も、用途に応じて削除
  • キャッシュや環境変数、Tempフォルダもきれいに整理
  • モデルデータ(.ckpt / .safetensors)は必要ならバックアップ

この手順を踏めば、エラーもなく、PCストレージもスッキリ。

アンインストール後や再インストール時に「Web UIが起動しない」「黒い画面で止まる」などの問題が出た場合は、【Stable Diffusion エラー対処ガイド】で原因と対処法をチェックしてみてください!

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しろ

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