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プロンプト次第で画像は劇的に変わる！
Stable Diffusionで高品質な画像を作るカギはプロンプト（呪文）の設定にあります。
「同じテーマなのに全然違う画像が出てきた…」という経験はありませんか？
実はプロンプトの書き方にはコツがあり、それを知るだけで生成結果は驚くほど安定＆高品質になります。
この記事では、「Stable Diffusion プロンプト例」を中心に、誰でもすぐ実践できる重要なポイントを10項目に整理して解説します！
目次
Stable Diffusionのプロンプト基礎知識
英語が基本！日本語はまだ苦手
Stable Diffusionは英語の学習データをベースにしているため、プロンプトは英語で入力するのが基本です。日本語でも一応動作しますが、予測精度はかなり下がります。
カンマ「,」で要素を区切る
要素はカンマで区切ることでAIが各要素を認識しやすくなります。
例
beautiful woman, beach, sunset
beautiful woman in a beach during sunset
キーワードの順番は重要
基本的に先に書いたキーワードほど優先度が高く解釈されます。
重要な要素は最初に配置しましょう。
CLIPトークン上限に注意
プロンプトは内部的にCLIPトークン75個までにカットされます。長すぎると後半が無視されるので、簡潔さも重要です。
Stable Diffusionプロンプト作成の重要ポイント10選
① キーワードの順番を意識する
プロンプトの先頭に重要な要素を書くと、優先して反映されやすくなります。
例
beautiful woman, beach, sunset, wearing a white dress
② カンマ（,）で要素を区切る
AIはカンマごとに「要素のまとまり」として認識します。曖昧さを減らせます。
良い例
beautiful woman, red dress, standing, beach, sunset
悪い例
beautiful woman in a red dress standing on a beach at sunset
③ 英語を使う
英語の方が細かなニュアンスまで反映しやすいです。
例
a cute cat, sitting on a chair, realistic, soft light
④ スタイルや画風の指定
「in the style of」「art style」を使って画風をコントロール可能。
例
a fantasy castle, in the style of Studio Ghibli, watercolor, vibrant colors
⑤ 光やライティングの表現
照明表現で雰囲気が大きく変わります。
例
portrait of a woman, soft light, golden hour, bokeh background
⑥ アート技法・写真設定の指定
細部表現や画質指定ができます。
例
a futuristic city, cyberpunk style, ultra-realistic, 4K resolution, cinematic lighting
⑦ ポジティブ・ネガティブプロンプトを使い分ける
生成したい要素はポジティブプロンプトに、除外したい要素はネガティブプロンプトに指定。
例
- Positive:
a beautiful landscape, mountains, river, sunset - Negative:
blurry, low quality, watermark, bad anatomy
⑧ キャラクターやポーズの指定
ポーズを細かく指定できます。
例
a young woman, sitting on a park bench, smiling, wearing a summer dress
⑨ 背景やシチュエーションの設定
背景・場面指定でシーン全体をコントロール。
例
a cat, playing with a ball of yarn, in a cozy living room, sunlight through window
⑩ 重み付けによる要素の強調（括弧・数値）
特定要素の優先度を調整できます。
例
a dragon, (red scales:1.5), flying over a medieval town, (night sky:0.8)
※カッコ内の数値が高いほどその要素が強調されます。
応用テクニック：さらに精度を高めるコツ
BREAK構文
プロンプト内で意味区切りを強制できます（文脈混在防止に有効）
例
a girl, BREAK, futuristic cityscape
AND構文
複数の要素を等価に扱わせたい時に使います。
例
cat AND dog
LoRA・ControlNet・反転プロンプト併用
- LoRA → スタイル特化
- ControlNet → ポーズコントロール
- 反転プロンプト → 背景や構図の固定
※ここはStable Diffusionの発展版で非常に有効。
ジャンル別プロンプト例
アニメ・イラスト風
anime style, school girl, cherry blossom background, high detail, vibrant colors
リアル人物風
portrait of a young woman, 35mm photo, natural lighting, ultra realistic, high detail
風景・自然
mountain landscape, sunrise, foggy, ultra wide angle, photorealistic, 4K
サイバーパンク
cyberpunk city, neon lights, rainy street, flying cars, highly detailed
よくある質問（FAQ）
Q. 日本語プロンプトは使えますか？
A. 一部対応していますが英語の方が圧倒的に安定します。
Q. 長すぎるプロンプトは？
A. CLIPが75トークンまで処理するため、簡潔でわかりやすいプロンプトが望ましいです。
Q. 重み付け括弧は必須ですか？
A. 必須ではありませんが、複雑なシーンを安定させたい場合に有効です。
まとめ｜プロンプトを磨けば画像はもっと良くなる！
Stable Diffusionはプロンプト次第で全く違う画像が生まれます。
特に
- キーワード順序
- 英語＋カンマ区切り
- スタイル・光・解像度指定
- 重み付け括弧・ネガティブプロンプト
これらを活用すれば、驚くほど理想に近い画像が生成可能になります。
ぜひこの10ポイントを参考に、プロンプト設計を日々磨いてみてください！
さらに学びたい方は…
