AIツール・生成AI

Stable Diffusionが動かない!初心者向けエラー対処ガイド【5つの原因と解決法】

この記事を書いた人

・AI×ブログ運営に挑戦中!
・ ChatGPT・生成AIで記事作成を研究
・ブログの効率化&収益化を発信!

「AI×ブログ」の可能性を探求し、学びをシェア!

Stable Diffusionを使って画像生成をしようとしたときに、

「エラーが出て起動できない…」
「モデルが読み込まれない…」
と困ったことはありませんか?

この記事では、Stable Diffusionが起動しない・モデルが使えないときによくあるエラーと、その直し方をわかりやすく解説します。

難しい英語のエラーメッセージや設定ファイルも、丁寧に解説するので、初心者の方でも順番に試していけば解決できるはずです。

目次

エラー①:VRAM(メモリ)が足りない

「CUDA out of memory」って何?使い方は合ってるのに動かない理由

  • CUDA out of memory
  • OutOfMemoryError

これは、画像生成に使うグラフィックメモリ(VRAM)が不足していることが原因です。

特に、画像サイズが大きいモデルや重たいLoRAを使っているときに起きやすいです。

メモリ不足でも動かせる!省エネモードや軽量モデルの活用法

画像サイズを小さくする

例:横512px × 縦512px → 横320px × 縦320px に変更。WebUIなら「Width」「Height」の数値を小さく設定

省メモリモードで起動する

起動ファイル(webui-user.bat)を編集し、以下のいずれかを追加: set COMMANDLINE_ARGS=--medvram または batコピーする編集するset COMMANDLINE_ARGS=--lowvram

他のソフトを閉じる

ブラウザ・動画再生など、GPUを使っているアプリを終了して、メモリを空けましょう。

それでもダメなときは?

より軽いモデル(例:Anything系、RevAnimatedなど)を使う

VRAMが4GB未満の場合、重いモデルは動作困難な場合があります。

エラー②:モデルファイルが壊れている、形式が合っていない

一見正しく見えるファイル…実は読み込めない落とし穴が!

  • SafetensorError: MetadataIncompleteBuffer
  • AssertionError: not a safetensors file

そのモデル、本当にダウンロード完了してますか?

ダウンロードしたモデルファイル(.ckpt や .safetensors)が壊れている、または違う形式のファイルを間違って使っているケースです。

形式ミスに注意!.ckptと.safetensorsの違いを正しく理解しよう

もう一度モデルをダウンロードし直す

途中でダウンロードが止まった場合など、ファイルが壊れていることがあります。

拡張子を確認する

.ckpt.safetensors は基本的に互換性がありません。safetensorsモデルを読み込むには、safetensorsライブラリが必要です。

ライブラリをアップデート

pip install -U safetensors

間違ったファイル名に注意

例:model.ckpt.safetensors → 実際には無効な形式
.safetensors.ckpt のどちらかに正しく統一しましょう

エラー③:モデルフォルダの場所が間違っている

「ファイルは入れたのに表示されない…」そんなときの隠れた原因とは?

  • モデルを入れたはずなのに、UIに表示されない
  • 「No checkpoint found」などのエラーが出る

名前・場所・文字コード…意外な落とし穴にご用心!

モデルファイルを間違ったフォルダに入れていたり、WebUIがその場所を認識していない場合です。

正しい場所に入れたのにダメ?Refreshボタンの正しい使い方

モデルファイルの置き場所を確認

正しいパス: stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/ または: stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/checkpoints/

WebUIを再読み込みする

モデルを追加した後、「Refresh」をクリック。うまく反映されない場合はUIを再起動

モデル名が長すぎないか確認

一部環境では、長すぎるファイル名・日本語のファイル名が読み込めないこともあります。

エラー④:セキュリティチェックに引っかかっている

信頼してるモデルなのにブロック!?安全機能が裏目に出るワケ

  • 特定のモデルだけ読み込めない
  • unsafe pickle file などの警告が表示される

「pickle形式」って何?読み込めないモデルとの関係とは?

Stable Diffusionでは、セキュリティ対策のため「pickle形式で保存されたファイル」をブロックする機能があります。

WebUIに「このモデルは安全!」と伝える方法【設定1行でOK】

  1. webui-user.bat をメモ帳で開いて、以下のように変更。
  2. set COMMANDLINE_ARGS=--disable-safe-unpickle これにより、安全チェックをスキップできます。

ただし、安全でないファイルも読み込めるようになるため、信頼できるソースからダウンロードしたモデルだけ使いましょう。

エラー⑤:キャッシュや設定ファイルの影響

自動保存された設定が足を引っ張ってる!?

  • モデルを切り替えてもうまく動かない
  • 前の設定が残っていて読み込めない

キャッシュ・config.jsonの整理整頓でスッキリ解決!

  1. cache.json を削除
    stable-diffusion-webui フォルダ内にある cache.json を削除 → 再起動
    → 自動的に新しいキャッシュが作られます
  2. config.json を手動で直す
    config.json ファイルを開いて、以下のように使いたいモデルを指定: j"sd_model_checkpoint": "使いたいモデルのファイル名.safetensors"

チェックリスト(まとめ)

項目内容対処方法
VRAM不足メモリが足りない解像度ダウン、省メモリ起動
モデル破損ファイルが壊れている再ダウンロード、形式確認、pip更新
配置ミスフォルダが違うStable-diffusionフォルダに入れる
セーフチェックセキュリティに引っかかる--disable-safe-unpickle
キャッシュ設定が古いままcache.json削除、config.json手直し

最後に:それでも解決しないときは?

どうしてもエラーが直らない場合は、出ているエラーメッセージをそのままコピーして、コミュニティやフォーラムで相談してみましょう。

特に初心者の方は、以下のような場所を活用するのがおすすめです。

特に大事なエラーログのキーワード

質問するときは、以下のようなキーワードを含んだエラー文を一緒に載せましょう。

  • Out of memory
  • AssertionError
  • SafetensorError

これらが含まれていれば、他の人も状況を理解しやすく、早く正確なアドバイスがもらえます!

  • この記事を書いた人

しろ

・AIを活用したブログ運営に挑戦中!|・ChatGPT・生成AIを活かした記事作成を研究中|・効率的なブログ運営 & 収益化を目指して情報発信!|「AI×ブログ」の可能性を探りながら、学んだことを発信していきます!

-AIツール・生成AI