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「絵柄変更」はAI画像生成の最大の楽しみ。
Stable Diffusionを使い始めると誰もが感じるのが「もっと好きな絵柄で出したい!」という欲求。
- アニメ風にしたい
- 写真のようにリアルにしたい
- 水彩・油絵風にしたい
- 特定のキャラクターっぽくしたい
これらを実現するにはコツがあります。
今回は初心者の方でも迷わずできるように、絵柄変更の4つの基本手法をわかりやすく徹底解説します。
目次
① モデル変更:一番インパクトが大きい絵柄コントロール法
Stable Diffusionはモデル(学習済みファイル)ごとに出力する絵柄がかなり違います。
まずは「土台となるモデル選び」が超重要です。
アニメ風おすすめモデル
モデル名 | 特徴 | ダウンロード先 |
---|---|---|
Anything V5 | オールジャンル対応アニメモデル。バランス抜群。 | CivitAI |
Counterfeit V3 | 萌え系美少女が得意。繊細な顔の表現に強い。 | CivitAI |
AbyssOrangeMix 3 | 高精度・高ディテールなアニメ表現。細かい髪・服の描写に優秀。 | Hugging Face |
リアル・フォト風モデル
モデル名 | 特徴 | ダウンロード先 |
---|---|---|
Realistic Vision V5 | 写真と見間違うほどリアル。人物表現に強い。 | CivitAI |
DreamShaper V7 | 自然光・背景表現が得意。バランス型。 | CivitAI |
SDXL | 最高品質の次世代モデル。超高解像度表現が可能。 | Hugging Face |
絵画・アート風モデル
モデル名 | 特徴 | ダウンロード先 |
---|---|---|
Van Gogh Diffusion | ゴッホ風のタッチそのまま。 | Hugging Face |
Watercolor Diffusion | 柔らかな水彩表現に特化。 | CivitAI |
Artistic V3 | 重厚な筆致のクラシカルアート。 | CivitAI |
ポイント
モデル変更だけで大まかな絵柄ベースがほぼ決まります。
その後の微調整は次の方法で積み上げていきます。
② LoRAで細かいスタイルを追加学習する
LoRAとは?
LoRA(Low-Rank Adaptation)は、既存モデルに追加の知識・スタイルだけを後から学習させる省メモリ型の拡張学習技術。
- モデル本体を大きくせず、軽量なファイルで管理可能
- 絵柄・ポーズ・キャラなど「部分学習」に特化
- 1つのモデルに複数LoRAを組み合わせて適用できる
おすすめLoRA例
LoRA名 | 特徴 | ダウンロード先 |
---|---|---|
Ghibli Style LoRA | スタジオジブリ風の柔らかい世界観 | CivitAI |
Manga Sketch LoRA | モノクロ線画・漫画トーン表現 | CivitAI |
Watercolor Effect LoRA | 水彩タッチ・にじみ表現がきれい | CivitAI |
LoRA適用方法(AUTOMATIC1111 WebUI)
プロンプト内に
<lora:LoRA名:強度値>
例:<lora:ghibli-style:0.8>, 1girl, beautiful landscape
強度(0.5~1.0程度)を調整して好みの絵柄に寄せていきます。
ポイント
強度は高くしすぎると崩れやすいので、0.6〜0.8前後がバランス良好。
③ プロンプト調整で繊細な絵柄コントロール
モデルとLoRAでベースを作ったら、さらに微調整はプロンプトの言葉選びがカギになります。
絵柄別プロンプト例
絵柄 | プロンプト例 |
---|---|
アニメ | masterpiece, best quality, anime style, smooth shading, vibrant colors |
リアル | photo-realistic, sharp focus, natural skin, high definition |
水彩 | watercolor painting, soft edges, light pastel tones |
油絵 | oil painting, thick brush strokes, canvas texture |
プロンプト順序も重要
重要度が高いキーワードは前方に配置すると優先されやすくなります。
④ ControlNetで構図・ポーズを指定する上級技
ControlNetとは?
- 画像入力を使い、構図・骨格・ポーズ・輪郭などの“形”情報をコントロール可能
- 輪郭抽出・深度マップ・ポーズ認識など多彩なプリプロセス対応
主なControlNetプリセット
モード | できること |
---|---|
Canny | 線画・輪郭抽出から構図指定 |
OpenPose | 骨格ポーズ指定で人体ポーズ固定 |
Depth | 奥行き・立体感の維持 |
ControlNet使用手順
- WebUI「ControlNet」タブを開く
- 入力画像・線画を指定
- プロセッサ選択(例:Canny, OpenPose)
- LoRA・プロンプトと併用して画像生成
ポイント
ラフスケッチをもとに清書風に描き直したり、写真をアニメ化するのに特に有効。
まとめ|4つを組み合わせれば無限の絵柄表現ができる!
- モデル変更
- LoRA適用
- プロンプト最適化
- ControlNet制御
これらを掛け合わせれば、あなただけのオリジナル絵柄が作れます!
補足リンク