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Stable Diffusionで高品質な画像を生成するためには、適切なプロンプト（呪文）の設定が欠かせません。
プロンプトの内容次第で、生成される画像のクオリティやスタイルが大きく変わります。
ここでは、「stablediffusion プロンプト例」 を中心に、プロンプト作成時の重要なポイントを10項目にまとめました！
目次
1. キーワードの順番を意識する
- プロンプト内のキーワードの順序は画像生成に影響します。
- 重要な要素を先に書くことで、生成結果に優先順位が反映されやすくなります。
📌 例:beautiful woman, sunset, beach, wearing a white dress
（美しい女性、夕日、ビーチ、白いドレスを着ている）
2. カンマ（,）で要素を区切る
- 各要素をカンマで区切ることで、AIが個別の要素として認識しやすくなります。
- 「カンマ」を忘れると、意図しない画像が生成されるリスクがあります。
📌 悪い例:beautiful woman in a red dress standing on a beach at sunset
（要素が繋がりすぎて曖昧に）
📌 良い例:beautiful woman, red dress, standing, beach, sunset
（要素が分かれて具体的に伝わる）
3. 英語を使う
- Stable Diffusionは、英語プロンプトに最適化されているため、英語で入力するのがベストです。
- 日本語入力でも動作はしますが、解釈が不安定になりやすいです。
📌 例:a cute cat, sitting on a chair, realistic, soft light
（かわいい猫、椅子の上に座っている、リアルな描写、柔らかい光）
4. スタイルや画風の指定
- 画像のスタイルや画風もプロンプトで指定できます。
- 「in the style of」「art style」「inspired by」 などのキーワードを活用します。
📌 例:a fantasy castle, in the style of Studio Ghibli, watercolor, vibrant colors
（スタジオジブリ風のファンタジーな城、水彩画、鮮やかな色彩）
5. 光やライティングの表現
- 光の強さ、方向、色合い もプロンプトに追加することで、よりリアルな表現が可能です。
- 「soft light」「dramatic lighting」「backlit」 などがよく使われます。
📌 例:portrait of a woman, soft light, golden hour, bokeh background
（女性の肖像、柔らかい光、ゴールデンアワー、背景にボケ効果）
6. アート技法や写真設定を指定する
- 「4K」「highly detailed」「photorealistic」 などの指定で、解像度や細部の描写をコントロールできます。
📌 例:a futuristic city, cyberpunk style, ultra-realistic, 4K resolution, cinematic lighting
（サイバーパンク風の未来都市、超リアル、4K解像度、映画のような照明）
7. ポジティブ・ネガティブプロンプトを使い分ける
- ポジティブプロンプト: 生成したい要素を入力します。
- ネガティブプロンプト: 生成したくない要素を指定できます。
- 「negative prompt」 を設定すると、特定のオブジェクトやスタイルを除外できます。
📌 例:
- ポジティブ:
a beautiful landscape, mountains, river, sunset - ネガティブ:
blurry, low quality, watermark
8. キャラクターやポーズの指定
- 人物やキャラクターを描写する場合、ポーズや動作も具体的に指定できます。
- 「standing」「sitting」「smiling」「arms crossed」 などを活用しましょう。
📌 例:a young woman, sitting on a park bench, smiling, wearing a summer dress
（若い女性、公園のベンチに座って微笑んでいる、夏のドレス）
9. 背景やシチュエーションを設定する
- 背景のシチュエーションを指定することで、シーン全体の統一感を出せます。
- 「in the forest」「in a coffee shop」「underwater」 などを使います。
📌 例:a cat, playing with a ball of yarn, in a cozy living room, sunlight through window
（猫が毛糸玉で遊んでいる、居心地の良いリビングルーム、窓から差し込む日差し）
10. 強調したい要素に重み付けをする
- 「()」や「:1.5」 のような記述で、特定の要素の重要度（重み付け）を調整できます。
- 数値が高いほど、その要素が強調されます。
📌 例:a dragon, (red scales:1.5), flying over a medieval town, (night sky:0.8)
（赤い鱗のドラゴン（強調）、中世の町の上を飛んでいる、夜空（少し控えめ））
まとめ｜プロンプト設定で理想の画像を引き出そう！
Stable Diffusionで理想の画像を生成するには、プロンプトの設定がカギとなります。
特に、キーワードの順番・英語での入力・スタイルやライティングの指定 などを意識することで、精度の高い画像が得られます。
「stablediffusion プロンプト例」 を参考に、ぜひ色々な組み合わせを試してみてください！
