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【完全版】「Stable Diffusion」ワイルドカード活用ガイド | Dynamic Promptsの使い方

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1. はじめに:Stable Diffusionでワイルドカードを使うメリット

Stable Diffusionを使って画像を生成するとき、毎回同じプロンプトを書くのが面倒だと感じたことはありませんか?
そんなときに便利なのが、「ワイルドカード(Wildcard)」機能 です!

ワイルドカードを使うメリット

  • プロンプトの一部を自動で変更 し、バリエーションを増やせる
  • 手間を減らしながら多様な画像を作成可能
  • 特定のテーマの画像をランダムに生成できる

特に、「Dynamic Prompts」拡張機能 を使うと、ワイルドカードの管理や応用が簡単になります。
本記事では、ワイルドカードの基本から応用テクニック、Dynamic Promptsの活用法まで徹底解説します!

2. Stable Diffusionでのワイルドカードの基

(1) ワイルドカードとは?

ワイルドカードを使うと、特定の単語をランダムに入れ替えて画像を生成できます。

例えば、以下のようなプロンプトを設定すると:

A beautiful __animal__ in a __place__

animalplace の部分がランダムに変化し、さまざまなバリエーションの画像を作れます。

ワイルドカード置き換わる単語の例
__animal__cat, dog, lion, tiger
__place__beach, forest, city, mountains

👉 この機能を活用すれば、簡単に何千枚ものバリエーションを生成可能!

詳細な公式ドキュメントは、Stable Diffusion WebUIのWiki にも掲載されています。

(2) ワイルドカードの設定方法

手順 1:ワイルドカード用のファイルを作成

  1. Stable Diffusionのフォルダ内に wildcards/ フォルダを作成 swiftコピーする編集するstable-diffusion-webui/extensions/sd-dynamic-prompts/wildcards/
  2. テキストファイルを作成(例:animal.txt bashコピーする編集するcat dog lion tiger
  3. プロンプト内で __animal__ を使用 cssコピーする編集するA majestic __animal__ in a beautiful landscape

これだけで、動物の部分がランダムに変わる!

3. 「Dynamic Prompts」拡張機能の導入

ワイルドカードをより便利に使うために、Dynamic Prompts拡張機能 を導入しましょう!

(1) Dynamic Promptsのインストール

  1. Web UIの「拡張機能」タブを開く
  2. 「拡張機能リストからインストール」をクリック
  3. 「sd-dynamic-prompts」を検索し、インストール
  4. Web UIを再起動

👉 これで、ワイルドカードを簡単に管理できるようになります!
公式の拡張機能ページはこちら → Dynamic Prompts GitHub

(2) Dynamic Promptsの主な機能

{ } を使った単語選択

A {small|big|cute} cat

→ 「small cat」「big cat」「cute cat」 のいずれかがランダムに選ばれる

[ ] を使った確率選択

A cat in a [forest:3|beach:1|city:2]

forest(3回に1回)、beach(1回に1回)、city(2回に1回)の確率で選ばれる

複数のワイルドカードの組み合わせ

A __animal__ in a __place__ with a __weather__

animal.txtplace.txtweather.txt の単語がランダムに選択される

4. ワイルドカードの応用テクニック

(1) ネスト(入れ子)を使う

ワイルドカード内でさらにワイルドカードを使用できます。

A __animal__ with a __color__ fur

animal.txt の中にさらにワイルドカードを設定:

dog
cat
tiger
__mythical_creatures__

👉 mythical_creatures.txt を別途作成し、ドラゴンやユニコーンなどを追加可能!

(2) 特定のワードを固定しつつランダム要素を加える

lessコピーする編集する
  • 未来都市や古代都市をテーマにしつつ、都市の種類をランダム化!

5. トラブルシューティング

(1) ワイルドカードが機能しない

✅ 拡張機能がインストールされているか確認
✅ ワイルドカードのファイル名が間違っていないか確認(拡張子 .txt を忘れずに)

(2) 生成結果が偏る

{ }[ ] を使って確率分布を調整する
✅ 単語リストの数を増やして、バリエーションを増やす

トラブル解決の詳細はこちら → Stable Diffusion WebUIのフォーラム

6. まとめ

ワイルドカードを使えば、プロンプトを自動ランダム化できる!
「Dynamic Prompts」拡張機能を導入すると便利!
__ワイルドカード名__ を使い、ランダムな単語をプロンプトに挿入
ネストや確率指定を活用すると、より高度な制御が可能!

このテクニックを活用すれば、より効率的に多様な画像を生成できます!

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