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画像や動画の顔をまるっと別人に入れ替える。
そんな夢のような機能を、手軽に実現してくれるのが「Stable Diffusion ReActor(リアクター)」です。
今やAI画像生成の定番となったStable Diffusionですが、ReActorを導入することで、画像編集の幅が一気に広がります。
この記事では、StableDiffusion ReActorとは何か、導入方法、基本的な使い方、そして自然に仕上げるためのコツまで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます!
目次
StableDiffusion ReActorとは?できることと特徴
まずは、「StableDiffusion ReActorって何ができるの?」というところから押さえておきましょう。
ReActorの概要
ReActorは、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111版)の拡張機能のひとつです。
最大の特徴は、人物の顔を別の画像に差し替える「フェイススワップ」機能に特化していること。
主な特徴
- text2img・img2img・mov2mov対応
→ 静止画だけでなく動画にも適用できる! - 高精度な顔の合成
→ 顔の角度や表情に合わせて違和感なく仕上げてくれる。 - パラメータ調整で柔軟な表現が可能
→ アニメ風、リアル風、自然な肌質など、自由自在。
AI画像生成だけでなく、映像クリエイティブにも使える非常にパワフルなツールです。
StableDiffusion ReActorの導入方法【初心者向け】
ここからは、実際にReActorを使うための準備をしていきましょう。
必要な前提
- Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111版)がインストール済みであること
まだ導入していない場合は、まずそちらのセットアップが必要です。
ReActorのインストール手順
- WebUIを起動し、画面上部メニューから「Extensions」を選択
- 「Install from URL」タブを開き、以下のURLを貼り付けて「Install」をクリック
https://github.com/Gourieff/sd-webui-reactor
- 「Installed」タブでReActorが追加されたことを確認
- 一度WebUIを再起動
たったこれだけでReActorが使えるようになります!
ReActorの使い方:画像・動画での基本操作方法
ここでは、実際にReActorを使って画像や動画の顔を置き換える手順を説明します。
画像での使い方(img2img編)
- 「img2img」タブを開く
- 差し替えたい画像をアップロード
- 「Enable ReActor」にチェックを入れる
- 「Single Source Image」に差し替え元の顔写真をアップ
- その他プロンプトやパラメータを調整して「Generate」
これで、元画像の顔が指定した顔に置き換わった画像が生成されます。
動画での使い方(mov2mov編)
- 「mov2mov」タブを選択(拡張機能が必要な場合あり)
- 動画ファイルをアップロード
- 「Enable ReActor」にチェックを入れる
- 「Single Source Image」に使いたい顔写真を指定
- 設定を調整して「Generate」
処理には時間がかかりますが、驚くほど自然に動画の顔が置き換えられます!
ReActor使い方のコツ:自然な顔合成にする設定とは?
よりリアルで自然なフェイススワップをするためには、ReActorの設定をうまく活用することがカギになります。
おすすめ設定とその意味
設定名 | 内容 | 推奨値(例) |
---|---|---|
Restore Face | 顔のクオリティを向上(ON推奨) | ON |
CodeFormer Weight | 顔のリアルさ調整 | 0.5〜0.8 |
Face Mask Correction | 顔の境界線を自然に | ON |
Use Source Landmark | 顔の輪郭保持 | ON(特に正面写真に有効) |
目的別のおすすめ設定
- 自然でリアルな人物写真に仕上げたい
→ Restore Face:ON、Weight:0.7〜0.8 - アニメ風キャラにしたい
→ Restore Face:OFF、Weight:0.3〜0.5 - 加工っぽさを減らしたい場合
→ Face Mask CorrectionをONにすると◎
設定一つで印象がガラッと変わるので、色々試してみるのがコツです!
よくある質問(Q&A)
1. StableDiffusion ReActorは無料で使えますか?
→ はい、ReActorはStable Diffusion WebUIの無料拡張機能です。ただし、利用には本体環境の構築が必要です。
2. 顔がうまく置き換わらない・崩れるのはなぜ?
→ 元画像の品質や角度、設定ミスが原因です。正面の明るい画像を使い、Restore FaceやWeight設定を見直してみましょう。
3. ReActorが表示されない/使えないときは?
→ インストール不備やWebUIの再起動忘れ、依存ライブラリのエラーなどが原因として考えられます。
4. 動画の置き換えは重い?推奨スペックは?
→ RTX 3060以上推奨。動画編集は高負荷なため、短時間・低解像度でまずテストするのが◎。
5. スマホでもReActorは使える?
→ 基本はPC環境が必要。スマホ単体では難しいため、Google ColabやクラウドGPUを検討しましょう。
まとめ:StableDiffusion ReActorで創作の幅を広げよう
ReActorは、Stable Diffusionの可能性をぐっと広げてくれる拡張機能です。
使い方を覚えれば、静止画も動画も思い通りに顔を差し替えられるので、創作がもっと楽しくなります。
「難しそう」と感じていた人も、今回紹介した方法で簡単に使い始められるはず。
まずは画像から試して、次は動画編集にも挑戦してみましょう!
次のステップは?
・プロンプト調整のコツを知りたい人はこちらの記事へ→プロンプト調整のコツ