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【危険】「Stable Diffusion」設定消える?安全な保存と復元法

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Stable Diffusionを使っていると、設定を保存しておきたい場面が多くあります。

  • 推奨設定をキープしたい
  • 一度決めたプロンプトやパラメータを再利用したい
  • WebUIのカスタマイズを維持したい

しかし、設定を保存しないと、次回起動時にリセットされてしまうことがあります。
そこで本記事では、Stable Diffusionの環境・モデル・生成設定を確実に保存する方法を詳しく解説します!

1. Web UI (AUTOMATIC1111) の基本設定を保存する方法

Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111版)には、設定を保存する仕組みが用意されています。

(1) 「設定」タブで保存する

Stable Diffusion Web UIでは、設定を変更しても、そのままでは次回起動時にリセットされることがあります。
設定を永続化するには、手動で保存が必要です。

手順

  1. Web UIを開く
  2. 「設定」タブをクリック
  3. 各種パラメータを変更
  4. 「設定を適用」ボタンをクリック
  5. 「設定を保存」ボタンをクリック

この操作により、設定が config.json に書き込まれ、次回起動時にも適用されます。
公式の詳細情報は、AUTOMATIC1111のGitHubをご覧ください。時にも適用されます。

(2) 設定ファイルの保存場所

設定を保存すると、以下のファイルに記録されます。

stable-diffusion-webui/config.json
stable-diffusion-webui/ui-config.json
  • config.json → Web UIの全体設定(パフォーマンス、モデル設定 など)
  • ui-config.json → UIの表示やカスタマイズ情報

この2つのファイルをバックアップしておけば、設定を簡単に復元できます!

より詳しい設定管理については、Stable Diffusion Web UIの公式Wikiも参考になります。

2. Web UIの起動オプションを保存する

Stable Diffusion Web UIを実行するとき、オプションを毎回手入力するのが面倒という場合は、webui-user.bat に設定を追加しておきましょう。

(1) webui-user.bat にオプションを設定

Stable DiffusionのWeb UIを起動する webui-user.bat を開き、以下のように編集します。

set COMMANDLINE_ARGS=--medvram --xformers --api

(2) よく使うオプション

  • --medvram → VRAM使用量を抑える
  • --lowvram → VRAMが少ないPC向け
  • --xformers → 生成速度を向上
  • --api → APIモードで動作

この方法を使えば、毎回オプションを入力する手間を省けます!

3. モデルやLoRAの設定を保存する

Stable Diffusionでは、LoRAやモデルを切り替えることが多いですが、設定を記録しておかないと忘れてしまうことも。
ここでは、簡単に再現できる保存方法を紹介します。

(1) クイック設定リストを活用

  1. 「設定」タブを開く
  2. 「クイック設定リスト」に項目を追加
  3. sd_model_checkpoint, CLIP_stop_at_last_layers などを入力
  4. 設定を保存

これにより、モデルやLoRAの設定を素早く切り替えられます!

(2) styles.csv に設定を保存

頻繁に使うプロンプト設定を、styles.csv に保存すると便利です。

手順

  1. stable-diffusion-webui/styles.csv を開く
  2. 好みのプロンプト設定を記入
Style Name, Positive Prompt, Negative Prompt
"Anime Style", "masterpiece, best quality, anime", "low quality, bad anatomy"
  1. Web UI上でスタイルを選択可能に!

この方法を使えば、好みの設定をワンクリックで呼び出せます!

4. 生成した画像と設定を一緒に保存する

Stable Diffusion WebUIでは、画像ごとに生成時の設定を保存する機能があります。

(1) PNGメタデータを活用

生成した画像には、プロンプト・モデル・パラメータ などの情報が埋め込まれています。
後から確認するには:

  1. 「PNG Info」タブを開く
  2. 画像をアップロード
  3. 生成時のパラメータを取得!

→ これを使えば、過去に作成した画像の設定を簡単に再現できます!

(2) CSVで保存する

大量の画像を管理するなら、設定をCSVで保存すると便利です。

Image, Model, Prompt, Negative Prompt, Seed, Steps
"image1.png", "v1-5-pruned.ckpt", "anime girl", "low quality", 123456, 30

Excelなどで管理すれば、どの設定でどんな画像が生成されたか一目でわかるようになります!

5. 設定のバックアップを取

Stable Diffusionの設定は、間違えて削除したり、アップデートでリセットされることがあります。
そのため、定期的にバックアップを取ることをおすすめします!

(1) バックアップしておくべきファイル

ファイル内容
config.jsonWeb UIの設定
ui-config.jsonUIカスタマイズ情報
styles.csvプロンプト設定
webui-user.bat起動オプション
models/モデルデータ

これらを定期的に別フォルダにコピーしておけば、トラブル時に復元できます!

(2) 自動バックアップのスクリプト(Windows用)

@echo off
xcopy /E /I /Y stable-diffusion-webui C:\Backup\StableDiffusion
echo バックアップ完了!

このスクリプトを実行すれば、Stable Diffusionのフォルダを C:\Backup にコピーできます。

6. まとめ

Stable Diffusionの設定を保存するには、以下の方法を活用しましょう!

「設定」タブで変更を保存(config.json)
webui-user.bat にオプションを追加
モデルやLoRAの設定を styles.csv に記録
画像のメタデータでプロンプトを管理
重要ファイルは定期的にバックアップ!

これらを実践すれば、設定を失わず、快適にStable Diffusionを使い続けることができます!

ぜひ試してみてください!

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しろ

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